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地域産業資源紹介


昭和41 年頃の路地・長屋などの復元家屋

荒川ふるさと文化館

■指定されている場所: 荒川区

荒川ふるさと文化館は、古代から現代に至る荒川区の歴史・民俗資料を展示しています。区内で発掘された遺跡や土器、中世の板碑、浮世絵などに加え、実物大に復元された長屋が並ぶ町並み、路地の風景などを通して、楽しみながら荒川区の歴史を学べます。



プロローグ・あらかわの原始ゾーン


日暮里延命院貝塚の地層の断面

このゾーンでは、日暮里地区の台地の上に形成された縄文時代後期の日暮里延命院貝塚と縄文時代前期から弥生時代を中心とした道灌山遺跡、低地で確認された古墳時代の町屋四丁目実揚(みあがり)遺跡等から出土した遺物を展示しており、当時の人々がどんな暮らしをしていたのかを解説しています。

あらかわの古代・中世ゾーン


中世の渡し場と橋場の解説

古代になると、人々は次第に台地から低地へと生活の場を移していきます。やがて道も整備され、古代から中世にかけて、石浜(現荒川区南千住三丁目、台東区橋場付近)は、交通や流通の大きな拠点になっていきました。その様子を特大パネルで紹介しています。

あらかわの近世ゾーン


荒川(現隅田川)にかかる千住大橋の模型

近世のあらかわは江戸の近郊農村であると同時に、人々の集まる名所にもなり、多くの浮世絵に描かれました。千住は、五街道の日光交通の要所で、日本橋を出て最初の宿場町・千住宿が置かれていました。栄えていた千住宿の様子は『小塚原村絵図』の検索装置や、千住大橋の模型などから知ることができます。


銭座での貨幣鋳造の様子を示した模型

また、隅田川沿いには、「真先銭座(まさきのぜにざ)」と呼ばれる大規模な貨幣の鋳造所がありました。これはまさに工場の町あらかわの先駆けといえます。

 

あらかわの近現代ゾーン


戦前のあらかわの様子がわかる『大東京鳥瞰図』

関東大震災の前までは、農業が産業の中心だったあらかわは、工業都市へと転換していきます。農地は工場で働く人々が住む宅地へ変わっていきました。このゾーンでは、あらかわの近代工業発祥といえる千住製絨所(陸軍の軍服の生地を製造する官営工場)の大絵馬や、昭和41 年頃の路地の風景や長屋を復元しており、50 年以上昔のあらかわにタイムスリップした気分を味わうことができます。

「奥の細道と千住」コーナー

千住は、松尾芭蕉の奥の細道の矢立(やたて)初めの地、すなわち旅立ちの地です。それにちなんで、2019(令和元)年8 月に、荒川ふるさと文化館の常設展示に「奥の細道と千住」コーナーが新設されました。大きなパネルでは旅に生きた芭蕉の生涯や奥の細道の全行程を紹介しています。併設の南千住図書館にも奥の細道コーナーがあるので、より深く学びたい方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。また、正面玄関入り口には「千住の旅立ち」をテーマにした3Dアート、エントランスホールには顔出しパネルなど、芭蕉と曽良と一緒に写真撮影も楽しめます。
 

企画展示室

荒川ふるさと文化館では、前述の常設展に加え、太田道灌・奥の細道・彰義隊といった荒川区に関わる様々なテーマを紹介する企画展や、館で収集した文化財を展示する館蔵資料展を毎年開催しています。今まで開催した企画展の展示解説図録も販売しており、興味のあるテーマについて知識を深めることができます。
 

あらかわ伝統工芸ギャラリー


あらかわ伝統工芸ギャラリー

展示室の手前の無料エリアには、「あらかわ伝統工芸ギャラリー」が併設されています。ギャラリーは、荒川区伝統工芸技術保存会と協働で運営されており、常時、荒川区の職人による伝統工芸品が展示されているほか、毎月、職人による実演や体験イベント「あらわ座」が開催されています。また、週末には職人自身が展示解説や展示販売を行うこともあり、直接職人と触れ合うことができる場所となっています。


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