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地域産業資源紹介


金型(かながた)

■指定されている場所: 大田区

金型(かながた)は、プラスチック製品や金属製品の大量生産になくてはならない存在です。「ものづくりのまち」大田区には、高精度な金型製作の技術を有する企業が多数活躍しています。


金型とは


試作用の射出成形機

金型とは、プラスチックや金属、ガラスといった素材をくり返し同じ形に加工するために使われる生産のための道具です。その加工する素材や加工法によって金型には様々な種類があります。プラスチックの場合、熱で融かしたプラスチックを型に流し、固めることで形をつくる射出成形という加工法があり、そこで金型が必要となります。その他にも圧縮成形真空成形といった様々なプラスチックの加工に用いられる金型があり、携帯電話のプラスチック部分など様々な製品を作るのに使用されます。また、金属の板を加工する際には金属板を金型の間に置いて、プレス機械によって上下から圧力をかけて金属板を加工します。自動車のボディーや、日用雑貨の金属部分などを作るのに用いられます。さらに、身のまわりの複雑なアルミ部品を加工するときには溶けたアルミを金型に流し込んで金属部品をつくるダイカストという加工を行います。

金型には、金属やプラスチック用のものだけでなく、ガラス加工用や、ゴム成形用、粉末冶金用、鍛造用など、多数の種類があります。金型によって成形をくり返し同じ形の部品を早くつくることができるため、大量の製造が可能です。その金型の精度や品質によって製品の良し悪しが変わるため、金型作りは極めて重要です。

世界における日本の金型産業の状況


日本の金型産業は、豊富な国内需要、積極的な設備投資、最先端の技術開発の結果、世界一の座を築き上げてきました。しかし、東南アジア各国が技術向上を進め、また価格競争によって追い上げてきています。時代はますます、多品種小ロットへと向いています。日本の金型産業に携わる企業では、近年、CAD/CAM といったコンピュータを用いた金型設計や、CNC 加工機を用いたコンピュータ制御による精度の向上、さらには金型製作の短納期化、低コスト化といった努力がなされています。

 

大田区における金型産業

大田区には機械金属加工を中心として、小さな町工場が数多く存在しています。そして、近隣工場が協力し合ってそれぞれが得意とする分野の製造・加工を行い、製品が完成するという、「仲間まわし」と呼ばれる連携体制が特徴です。その中で、金型の製作を得意とし、高い技術をもつ企業が多数活躍しています。


撮影協力:株式会社クライム・ワークス

 


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