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地域産業資源紹介


沖縄県ではジーマーミー、山口県では俵豆など、落花生は地域によって異なる名称で呼ばれています。

落花生

■指定されている場所: 福生市

「落花生」の名前は、開花後の花の根元からつるが落ちるように下に伸び、地中で実を作ることに由来します。原産地は南米・アンデス山脈とされ、日本では明治に入ってから政府がアメリカから種子を導入し、各地に配布して栽培が始まりました。



福生市の落花生栽培の歴史


 
落花生ウォークは市民に人気のイベントです。

かつて福生市では多くの農家が落花生を生産し、落花生の掘り取りは福生市の秋の風物詩となっていました。そこで福生市では落花生の特産化を目指しましたが、戦後の高度成長期におけるベビーブームで宅地開発が進み、農地が年々減少すると特産化への勢いも次第に衰えてしまいました。
農地の減少により特産化の動きは軌道に乗りませんでしたが、落花生は比較的手間のかからない作物であるため、もう一度特産化に再挑戦できないかという声が上がりました。


 
掘りたての生落花生を販売する「落花生祭り」

福生市では農業の活性化を目指し、2011(平成23)年3月に農業振興計画を策定。かつて盛んに生産されていた落花生を、農業活性化の起爆剤にできないかと考えました。2012(平成24)年より福生市JAにしたま農家が協働し、特産化への取り組みが本格的に始動し、特産化の看板イベントである「落花生祭り」や、市内の畑を巡って収穫体験する「落花生ウォーク」などが開催され、今や落花生は福生市を代表する農産物の一つとなっています。


福生市職員により落花生キャラクター「はっ!ぴー☆ナッツ」誕生

 
市政50周年を機に新たに作成しなおされた「はっ!ぴー☆ナッツ」キャラクター

福生市は「福が生まれる市」と書くことから、落花生生産者が落花生を「ハッピーナッツ」と呼ぶことを発案しました。福生市農業委員会では福生市の農家が生産した落花生を「はっ!ぴー☆ナッツ」と定義し、2012(平成24)年に市職員による「はっ!ぴー☆ナッツ」のキャラクターが誕生しました。市政50周年を迎えた2020(令和2)年には、その絵をもとに新たに作成し直され、現在の「はっ!ぴー☆ナッツ」キャラクターとなっています。


福生市での落花生の食べ方


塩ゆでにした殻付き落花生は甘味が格別です。

掘りたての生落花生は、2〜3日しか鮮度を保つことができません。そのため一般に販売されている落花生のほとんどは、乾燥加工された状態になっています。しかし福生市では、市民のほとんどが殻付きのまま塩ゆでにし、ゆでピーナッツとして食べています。塩ゆでした落花生の甘味は格別であり、多くの人に福生産の生落花生の味を知って欲しいと生産者は話し、「落花生祭り」のイベントや福生市内の直売所では、乾燥されていない生の状態で販売され、人気となっています。



直売所の棚に並ぶ生落花生


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