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地域産業資源紹介


じゃがいも

■指定されている場所: 檜原村

山間部の傾斜地が多い檜原村は、農地が少なく傾斜地での機械耕作ができないため、専業の農家は少なく、生産している農産物の多くは自家消費されます。このような悪条件を逆手にとり始められたのがじゃがいも栽培です。



檜原村のじゃがいも栽培の歴史



檜原村公式キャラクター「ひのじゃがくん」

傾斜地の畑は水はけが良く、また気候がじゃがいも栽培の本場である北海道によく似ているため、じゃがいも栽培に適しています。じゃがいもは栽培が比較的簡単なことから、1987(昭和62)年頃に農家が集まりじゃがいも栽培組合が結成されました。その後、組合は自然解散しましたが、2017(平成29)年にじゃがいもを栽培している村民が中心となり復活。現在20戸ほどで栽培組合を構成しています。
以前よりじゃがいもを特産品とするためのPRを行なっていましたが、思うようにいかず、現在はイベントの開催や村外イベントへの出展と合わせ、「ひのじゃがくん」という檜原村公式キャラクターを活用したPRに力を入れています。そうした特産品化の動きを後押しするため村では、深刻化している野生動物の被害に対し電気柵の設置支援策などを行っているほか、栽培組合にも補助を行っています。
さらに特産品化活動の一貫として、栽培組合により、都市住民との交流とじゃがいものPRを目的とした、じゃがいも祭りが行われています。

数馬地区特産オイネツルイモ


オイネツルイモ(左)と男爵(右)

檜原村には味の良さで評判の「オイネツルイモ」というじゃがいもがあります。大正時代の初め、神奈川からイネという娘が数馬地区に嫁に来た時に、持ってきたジャガイモの中に特に味の良い種類があり、これが広がり「オイネツルイモ」と呼ばれるようになりました。モチモチとした食感で美味しいと評判のオイネツルイモでしたが、小粒のため男爵イモに取って代わられ、現在は数馬地区でのみ主に生産されています。ほとんどが自家消費だけで一般には販売していないため、観光協会が経営する直売所などでしか手に入らないじゃがいもとなっています。

檜原村産じゃがいもの関連商品

 

檜原村産じゃがいもを使ったじゃがいも焼酎が、村の特産品として製造・販売されています。最初は北海道の酒造メーカーに醸造を依頼していましたが、現在は長野県の酒造メーカーに依頼しています。檜原村産じゃがいもの特徴である、甘みとコクがしっかりとした焼酎は大変人気が高く、檜原村の特産品として期待されています。
また檜原村産じゃがいもを使った「じゃがいもアイス」が檜原村観光協会によって企画・製造されています。粗めのじゃがいもの食感が感じられスッキリとした味わいのアイスは、地元ではもちろん、観光で訪れる人たちにも人気があります。


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