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地域産業資源紹介


手作り多摩の味噌 原峰のかおり

■指定されている場所:  多摩市
原峰(はらみね)のかおりとは、多摩市内の米作農家で運営する多摩市農産加工組合が作っている味噌です。原料にこだわり、多摩市産100%の米、多摩市産(一部国内産)をメインにした大豆、「赤穂の天塩」を使用しています。味噌の種類は3 種類、いずれも塩分は控えめ(8 ~ 11%)ながら、それぞれ特色のある味わいが楽しめます。


原峰のかおりの由来

多摩市の米農家では、多摩市の地酒「原峰のいずみ」のための酒造好適米を作ってきました。原峰のいずみは、フルーティな香りで淡麗すっきりな味わいの純米吟醸酒です。このお酒には、酒造好適米である「五百万石」という品種が用いられています。酒造元は、「多満自慢」でおなじみの石川酒造(福生市)です。地酒以外にも、麹(こうじ)造りに最適なこの酒造好適米を活用して新たな名産品が作れないかと、研究を重ねて出来上がったのが、多摩市産手作り味噌「原峰のかおり」です。米の生産に携わっているのは、多摩市に4軒残る米農家の一ノ宮の太田さん、小暮さん、和田の柚木さん、そして、関戸の㟁(きし)さんです。この4軒の農家で「農事組合法人・多摩市農産加工組合」を立ち上げ、原峰の里に生産工場を建設しました。1998(平成10)年に、まず1 樽を試作し、2001(平成13)年から一般への販売が始まりました。

原峰のかおりという名称は、一般の公募によって、「原峰の里」の湧水を利用しているところから名付けられました。地酒「原峰のいずみ」ともお揃いの名前となっています。工場の近くには「原峰公園」という名の公園もあります。

 



原峰のかおりの製造


発酵させた米麹。米が麹で包まれています。

原峰のかおりの樽仕込みは1 月。厳しい寒さの中での仕込みは1 ヶ月にわたります。さまざまな工程を経たのちに樽に詰め込まれ、発酵室で時間をかけて熟成し、その年の秋頃には美味しく食べられるようになります。原峰のかおり 米味噌は、米と大豆が等量、塩分11%です。


潰した大豆に麹と塩、水を加え、よく混ぜ合わせます。

原峰のかおり たっぷり麹味噌は、米2、大豆1の割合で、塩分8%なので甘く感じます。原峰のかおり 麦味噌は、裸麦6、大豆4の割合で、塩分10%です。添加物は一切加えず、加温することなく天然醸造で作っています。この味噌は生きていて時間とともに熟成が進むため、購入した味噌は冷蔵庫で保存します。

 


原峰のかおりの販売と活用


原峰のかおり たっぷり麹味噌は、風味豊かな上に塩分控えめです。

原峰のかおりは、JA 東京みなみ各支店店舗、小山酒店(関戸)、市内農産物直売所「いきいき市(聖蹟桜ヶ丘)」、アンテナショップPonte(グリナード永山)等で販売しています。原峰のかおりは、地元の焼きかりんとうのお菓子の材料や、多摩市内のラーメン店の味噌ラーメン等幅広く使われています。多摩市の公立小中学校の給食にも使用されており、食育にも貢献しています。


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