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地域産業資源紹介


2 次元レーザー血流画像装置              画像提供:オメガウェーブ株式会社

電気機器

■指定されている場所: 府中市

府中市は「ものづくりの街」として、最先端の電気機器を製造する大手メーカーと共に、高い技術力を持ち世界市場に通用する中小企業が多数活躍しています。



府中の電気機器工業の始まり

明治~大正時代、府中市の主な産業は農業でした。専業として工業に携わるのは少数で、染物業撚糸業藍玉製造業などが小規模に行われていました。昭和初期には、南部鉄道(現、JR 南武線)や京王電気鉄道と玉南電気鉄道(現、京王電鉄)の開通により、沿線の開発が進みます。やがて、東京都の区部にあった工場が、より広く、地価の安い土地と労働力を求めて多摩地区に進出し、農村は急速に近代化を遂げます。昭和10 年代、府中市には軍需関連工場が建設され、工業化がさらに加速しました。府中最大の軍需工場は、日本製鋼所武蔵製作所東京芝浦電気株式会社府中工場日本小型飛行機株式会社。この三社および関連企業や下請企業が、府中に大工業地帯を誕生させました。大勢の旧制小学校の高等科卒の少年達が工場に就職して労働力不足を補いながら、企業内の青年学校で技術指導を受けました。これが戦後の工業化の基礎として有効に働いたとも言われています。




ハイブリッド・プラネタリウム ケイロン III
(府中市郷土の森博物館) 画像提供:株式会社五藤光学研究所

戦後の電気機器工業

戦後の高度経済成長の中、府中市はさらに工業化が進みました。1958(昭和33)年、「東京都府中市工場設置奨励に関する条例」が制定されると、五藤光学研究所日本電気などの大工場が誘致されました。こうして府中には、国内トップクラスの大手メーカーに加え、戦前からの高い技術を引き継いだ中小メーカー、また都心から移転してきた会社や新たに起業した会社などが集まり、日本有数の産業集積地となりました。そうした会社の中には、高品質な電子部品のメーカーや、電気部品組立・電気制御装置・各種配電盤を製作するメーカーなどもあります。


臨時災害放送用可搬型 FM 送信装置
画像提供:株式会社府中技研

さらに、電子顕微鏡向けの精密機器加工・組立メーカー、レーザー等による医療計測機器メーカー、プラネタリウムのドーム映像装置の製造メーカー、臨時災害放送用可搬型FM 送信装置のメーカーなど、特定の分野に特化した企業がある一方、電気機器の設計・製造・制御ソフトウェア開発・販売など多岐にわたった分野で活躍している会社もあります。

 



府中市の取り組み

電気機器製造業支援のための府中市の取り組みとして、新製品・新技術開発や特許取得費用などにかかわる費用の一部を市が補助する「製造業等活性化事業」があります。さらに、優れた製品・高度な技術やデザイン力等をもつ中小企業をPR し、異業種や教育・研究機関との交流を促進し、技術向上や販路開拓を積極的に支援する府中市工業技術展「ふちゅうテクノフェア」を毎年開催しています。


ふちゅうテクノフェア(2019 年)


『府中市の「元気な企業」活用ガイドブック』
(2019 年)

また、『府中市の「元気な企業」活用ガイドブック』を毎年発行し、府中市のものづくり中小企業を市内外に広く紹介しています。

 


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