このページの本文へ移動

TOKYOイチオシナビ 見つけて活かす東京の地域資源

文字サイズ

地域産業資源紹介


奥多摩わさび

奥多摩わさび

■指定されている場所: 青梅市、奥多摩町

奥多摩のきれいな水が流れる渓流で栽培されるわさびは、奥多摩わさびと呼ばれ、奥多摩を代表する特産品の一つです。わさび(山葵)とは、アブラナ科ワサビ属の植物で、標準和名もワサビ(Eutrema japonicum)といいます。セイヨウワサビ(Armoracia rusticana)と区別するために「本わさび」とも呼ばれています。わさびの植付けから収穫できるようになるまでには約2 年を要します。太く、粘りがあり、色味も鮮やかな良質なわさびは、わさび田の設計・水位や流速・作土・植付けなどの全てがバランス良く組み合わさることによって生み出されます。
 


奥多摩わさびの歴史

奥多摩わさびが最初に言及されているのは、江戸後期に書かれた『武蔵名勝図絵』や『新編武蔵風土記稿』で、良質なわさびが奥多摩の特産品として、幕府にも献上されたことが記されています。明治後期にはわさび栽培がさらに盛んになり、奥多摩わさびの名前も定着し日本有数のわさびの産地となりました。昭和の終わりから平成にかけて生産者の高齢化や後継者不足により生産量が減りましたが、近年は奥多摩わさび塾を開催したり、わさび田の貸し出しを行って、後継者育成に力を注いでおり、奥多摩わさびを今後も特産品として残す努力が払われています。
 


奥多摩わさびの特徴

奥多摩わさびは、辛味が強く、キレの良さと豊かな風味が特徴です。生わさびを入手したなら、まず、いぼとひげを削ぎ落とし、茎を削り、汚れを洗い落とします。きめの細かいおろし金を使って「の」の字を描くようにしてすりおろしていきます。この時に力を入れず軽く、細かくすりおろすと、風味と辛味を引き出すことができます。尻尾の方は辛味が、頭は風味が強く、すりおろして3 ~ 5 分で香りと辛味が最大限に引き出されます。しかし、時間が経過すると味は落ちていきます。奥多摩わさびは、寿司や刺身、牛ステーキ、ローストビーフ、アボカド、蕎麦などの料理との相性がばつぐんです。またわさびは殺菌力が強いため、食中毒を防ぐ効果があり、生ものには最適です。
 


奥多摩わさびの関連商品


奥多摩わさびジェラート

高級食材としても使用される生わさびはお土産としても人気があります。さらに、わさびの加工品として、わさび漬け(数の子、チーズ、もろみ)、お茶漬けふりかけスープわさび揚げ、さらにはわさび羊羹など様々な品目が販売されています。また、ほどよい辛みとわさびの香りがさわやかな奥多摩わさびジェラートも好評です。奥多摩町内には、奥多摩わさびを使用した飲食店もあり、奥多摩ならではの自然を見ながら、美味しい料理を楽しめます。
 


わさび料理本


奥多摩町での取り組み

奥多摩町では、2013(平成25)年に、「わさび料理本」を発行して、町内各家庭や食堂・宿泊施設、さらには東京都内で東京産食材を利用している店舗に配布し、わさびを使った料理のレシピを広めています。2015(平成27)年の奥多摩町・町制施行60 周年を記念して、奥多摩町のイメージキャラクター「わさぴー」が誕生しました。イメージキャラクターに選ばれるほど、わさびが町民にとって身近で愛される存在となっています。


わさぴー


一覧はこちら

ページ
トップへ
戻る